肩こりや首こりのストレッチはあべこべ体操が最適だと考えています。
なぜなら簡単なのに即効性が期待できるからです。
肩こりはデスクワークなど同じ姿勢をとることが原因の一つに挙げられます。
また日々のストレスなどの影響で知らず知らずのうちに身体に力が入ってしまいます。
積み重なると姿勢にクセがついたり、身体がどんどん硬くなってコリやハリへと進行してしまいます。
そうしたこわばった身体を簡単にほぐすことができる自己整体が、 あべこべ体操というわけです。
YouTubeでもおなじみかと思います。
YouTubeでは「ニューストレッチ」という名称で紹介されていました。
目次
あべこべ体操とは?
フェルデンクライスメソッドをもとに北洞誠一さんが考案された体操。
身体をあべこべ(反対)に動かすことで身体の緊張やこわばり、ハリ、コリを簡単にリセットできる体操です。
あべこべ体操のメリット
- 簡単!なのに即効性が期待できる!
- 楽にリラックスしながら、心地よく動せる、つまり頑張らなくてもできる
- 体が硬くてもできる
- 年齢を問わずいつでもどこでも気軽にできる
あべこべ体操のやり方
基本は反対(あべこべ)の動き。
たとえば頭が上を向いたら、目線は下
または頭が右を向いたら身体は左を向ける
などなど
あべこべ体操のコツ
- 無理しない
痛みを感じるのは間違った動き。動きが正しいと気持ちいい。痛みを感じたらすぐにやめるようにしてください。 - 頑張らない
トレーニングやエクササイズなどのように頑張ると力が余計に入り、体を痛めてしまう原因になります。 - 急がない
ゆーっくり、ゆーったり - 息は止めない
自然の呼吸で楽に - 回数を決めない
自分の好きなだけ行うのが正解
あべこべ体操を実際にやってみた
あべこべ体操のYOUTUBEを初めて見たときは「ほう、確かにすっきりするのかな」程度で大きな感動がありませんでした(ごめんなさい!)
しかしあべこべ体操のYOUTUBEを見てから半年ぐらい経った時、肩こりがいよいよひどくなりました(2013年10月~11月頃)。
身体を柔らかくすることと同時進行でストレッチ、マッサージ系の本やDVDを探しまわっていました。
そんな時に目にしたのがあべこべ体操でした。
「そういえば・・・」
ぐらいのわりと軽い気持ちであべこべ体操の書籍&DVDを購入。
当時購入したのは「3分でスッキリ美人」のあべこべ体操でした。
まずは書籍を見ながらあべこべ体操を行ってみました。
あべこべ体操をやって5分~10分経過した頃でしょうか。
「あれ?首が軽い!?」
普段、首を首を上下左右に曲げたり首回しの運動をする時、引っかかる感じが常にあったんです。
それがクルクル首が回ってびっくり!
首ってこんなにクルクル動くものなのかと
写真の図解も良いのですがやっぱり実際に動いているところも見てみたいと。
あべこべ体操をDVDで見ることにしました。
やはり書籍を見ながらやるのと実際のDVDの動きの動きを見ながらやるのとでは全然違いましたね(笑)
しかし上述のとおり、完璧な動きができなくっても、それっぽい動きでも効果はきちんと出ます。
恐るべしですね~。
その後、あべこべ体操決定版を購入したのは言うまでもありません(笑)
あべこべ体操まとめ
頭と目線の動きが逆などといった、普段やらない動きをするので混乱してしまう可能性はあります。
しかし、あべこべ体操にはキッチリ枠にはまった正解の動きというのがありません。
つまり自分が気持ちよければ正解。
あべこべ体操の書籍・DVDでは回数を指定して行っています(3~5回)が、あくまで目安で良いと思います。
自分のペースでゆったり、気持ちよく行うと良いと思います。
肩こりや首こりが気になる人はあべこべ体操を取り入れてみてほしいなと思います。
あべこべ体操参考図書
あべこべ体操決定版
例えば開脚前屈をするために体をほぐす場合、あべこべ体操は3種類通して行います。
YouTubeで掲載されているように3パターンの動きを行っています。
個人的にはこれが一番合ってます。
目的別の体操がドンピシャだからです。
肩こり・首こりの体操だけでなく開脚前屈や長座前屈をやりやすくする股関節を柔軟化するあべこべ体操がDVDに収録されています。
あえて難をいえば、1セクション(例えば首こりの体操)が終わったらDVDが止まってくれないことです(笑)
3分ですっきり美人!あべこべ体操
女性向けの作りになっていますが、男性でも大丈夫です。
決定版と違いは、「7日間プログラム」と題してあべこべ体操の動きを1種類ずつ(7日分・7種類)できるようになっていること。
1種類ずつなので、よりあべこべ体操の動きを理解しやすいのではないかと思います。
目的別ではあべこべ体操決定版と同様、従来の3種類の動作で掲載されています。
あべこべ[1分間]体操
こちらも勢いで購入してみたものの、先にDVDを見てしまうと正直物足りない感が。
正しい動きにとらわれなくて良いとはいえ、やっぱり書籍だけではわかりにくい部分も。
上記2冊(またはどちらか)があれば、必要ないです。重複している体操もありますので。