運動が苦手な30代女性の方へおすすめしたい運動がラジオ体操です。
なぜなら運動が超苦手なわたしでもラジオ体操はできたからです。
ちなみにどのぐらい運動が苦手かと申しますと、小学3、4年の時「体育2」でした。
ここまで運動嫌いで苦手なわたしが運動をしようと思ったのはなぜか。
将来、老化したくないなぁと思ったからです。
特に日常生活に支障をきたす老い方をしたくないと思いました。
たとえば不摂生な生活を続けたせいで痛みを抱えたり、寝たきりになるなど。
つまり自分で予防できることはしておこうと思ったわけです。
とはいえ、運動って何をしたら良いものか。
運動って疲れるし、めんどくさいし、長続きしないし。
いきなりつまずいてしまいます。
しんどくない、めんどくさくない
そんな運動ってあるものか?
ふと思ったのが「ラジオ体操」でした。
運動不足の母親が「ラジオ体操はじめたの~」と言っていたことを思い出したからです。
ラジオ体操なら知っているし、短時間でできるし、運動が苦手なわたしでも負担なくできると思ったのが2013年1月頃のことです。
ラジオ体操をきっかけにわたしのストレッチ生活が始まったのでした。
目次
運動が苦手な人のためのラジオ体操のメリット
ラジオ体操第1と第2はそれぞれ約3分程度。
両方行っても10分もかかりません。
特に道具を必要しませんし、ジムなどへ行く必要もありません。自宅でできます。
例えばウォーキングの場合、雨の日は「めんどうだな」と思うのではないでしょうか。
しかしラジオ体操なら家の中で気軽にできます。
無理なくできるのがラジオ体操のいいところです。
ラジオ体操とは?
日本人なら誰でも知っているラジオ体操。
音楽がかかれば自然と身体を動かすこと(または脳内再生)ができるのではないでしょうか。
簡単な運動と思われがちですが、実際はかなりの運動量。
ストレッチ、筋トレ、有酸素運動で構成された全身運動です。
身体を深く曲げたり、伸ばしたり、回したりなど、日常生活でほとんど行わない動きが多いことも特徴。
しかし正しくラジオ体操を行うことができる人が少ないのも事実です。
正しく行うと全身の血行が良くなって汗をかいたり、筋肉や関節の動きが良くなります。
ラジオ体操第一
ラジオ体操第一の目的は「姿勢と呼吸」。
「姿勢と呼吸」はすべての人にかかわる大切な要素。
つまり一般家庭向けで老若男女すべての人が対象です。
体操の始めと中間、終わりに「体を伸ばす運動」が組みこまれているのが特徴です。
不意の事態に身体がとっさに反応できる能力(姿勢変換能力)を高める働きが期待できます。
ラジオ体操第二
ラジオ体操第二の目的は「疲れにくく強い体づくり」
第一よりもさらにダイナミックな動きが多く、運動強度が高め。
職場向けで青壮年層が対象。
働く上で必要な筋肉を鍛えるように構成されています。
また筋力アップによって脂肪を効率よく燃焼させて若々しい身体に導きます。
ラジオ体操第一、第二に共通することはリズミカルな連続運動でひとつひとつのつながりが大切にされています。
連続運動の流れを乱さずに自然に体が動くよう個々の開始姿勢と終了姿勢に大変な工夫がされています。
ラジオ体操の効果
体の歪みが取れると痛みの予防につながる
ラジオ体操の動きは左右均等が原則です。
たとえば左側に2回ねじると右側も2回ねじるというように。
左右均等に動かすことで体の歪みが取れ、バランス、プロポーションが整います。
さらに痛みの予防にもつながります。
老化予防
関節はこまめに動かさないと年齢とともに可動範囲が狭くなり、身体がサビついてしまいます。
つまり老化の原因に。
老化を防ぐには全身の筋肉と関節をまんべんなく使い、日常生活で動かさない部分をしっかり動かすことが重要です。
これまで何度も述べている通り、ラジオ体操は全身の筋肉をまんべんなく大きく動かすことができる全身運動です。
内臓器官の働きを促進
日常生活でほとんど行わない動き(たとえば横曲げ、回旋、ねじる運動など)は腹部の筋肉を刺激し、内臓器官の働きを促すので、便秘解消効果が期待できます。
さらに深呼吸や胸そらしの運動では心肺機能の向上も期待できます。
まとめ
- ラジオ体操は簡単で場所を選ばずいつでもどこでもできる。
- 特別な道具を必要としない。
- 手軽にできるから運動が苦手な人でも行うことができる。続けられる。
- 手軽なのに正しく行うと実はかなりの運動量に相当する。
- 全身運動だから続けるほど身体が整い、老化予防につながる。
即効性があるとは言えないけれど、毎日丁寧に続けることで若々しく動かすことができる身体を手に入れることができます。
それゆえ、運動が苦手なアラサー・アラフォー世代の女性にラジオ体操を習慣にしていただきたいです。